私たちについて
一般社団法人TIES(以下「タイズ」という。)は、鳥取県中央に位置し、主に鳥取県の中部圏域に居住する障がいのある方たちの就労支援を行う就労継続支援A型事業所(以下「A型事業所」という。)として平成26(2014)年1月に設立しました。 当事業所は、代表者が営む齋尾農園から農作業全般を受託し、請負業務を行っています。 開設当初は、職員4名・雇用契約を結ぶ利用者(以下「利用者」という。)2名から始まり、現在は、職員8名、利用者22名で一年を通して、農作業に従事して主に、以下のことを心掛けています。
・利用者一人ひとりに適した作業をともに探し、毎日無理なく仕事ができる環境作り。
・利用者同士、職員と利用者それぞれのつながりを大切にする。
・毎日が楽しく、笑顔あふれる職場。
精神障害、知的障害、身体障害など個々の障害特性に合わせた支援や配慮を行いながら、それぞれの得意、不得意を見極め、10年後を見据えた支援、指導をして行きたいと思っています。 一般企業での就労への熱意を芽生えさせ、芽吹いた想いを大切にし、障害がありながら社会に出て行く可能性を共に考え、共に歩んでいけたら、と考えています。
事業内容
屋外での主な仕事内容は、篤農家である齋尾農園の農作業を請け負っています。一年を通して農作物を栽培しており、主に施設栽培でトマトを露地で白ネギ、ブロッコリーを栽培し、肥料を撒く土作りから始まり栽培管理を行い、収穫及び出荷管理の一連の作業を請け負っています。
その他さつま芋、里芋、落花生、大根などの多種目な野菜栽培作業を請け負っています。

障がい者雇用の経緯
齋尾農園の経営者でもあるタイズの代表は、就農当初の平成21(2009)年にビニールハウス3棟を設置しトマト栽培を開始、平成28(2016)年現在、単棟6棟、連棟6棟(80a)のハウスを導入し、一年を通して、生産、販売ができるよう規模を拡大していった。
トマト栽培の作業は、ハウスの準備、定植、仕立て、収穫、選別、出荷作業など多岐にわたるが、作業量に対しての人員確保が課題であった。
そんな折、障がい福祉サービス事業所へ作業委託を行い、主に、収穫作業を行ってもらったことが福祉関係者との連携の第一歩となった。
実際に農作業を行いながら、障がい者の人と関わっていく中で、障がい者の働ける場所が少ないことを感じた。
また、農園運営では、規模の拡大に伴う人員確保に課題がある中で、障がい者の働く「場」の確保ができること、また、個々の障がい特性に合わせた作業方法を確立し、提供することができれば、「規模の拡大」と「障がい者の働く場の確保」が両立できるのではないかとの想いから、障がい福祉サービス事業所の設立に取り組み、平成26(2014)年3月に就労継続支援A型事業所のタイズを立ち上げた。
ハローワーク、障がい者就業・生活支援センター、養護(特別支援)学校など近隣の障がい者雇用に関わる関係機関の担当者と連携し、事業所の見学を随時行い、多岐にわたる作業内容の周知・広報に積極的に努めた結果、当初、利用者2名での事業開始が、新規学卒者、一般求職者などの採用で、現在利用者24名が就労している。
一般的な傾向として、A型事業所は、平均した作業の確保のため、受託先の開拓が必要となる場合もあるが、タイズの代表も務める齋尾農園が主な受託先となり、農園作業全般をタイズの利用者が行うことで、年間を通して、安定した作業に従事することができている。
会社概要
会社名 | 一般社団法人 TIES |
設立年月日 | 2014年03月17日 |
代表者 | 齋尾 達城 |
従業員数 | 22人 |
所在地 | 〒689-2212 鳥取県東伯郡北栄町下種511-10 |
TEL | 0858-37-2723 |
FAX | 0858-37-2723 |
事業内容 | 就労継続支援A型事業所 |
アクセス
- 所在地
〒689-2212 鳥取県東伯郡北栄町下種511-10 - JR由良駅から車で8分(約5km)
- 営業時間
平日8:30~17:30 / 土日祝定休